ポータブル電源は「震災時に使える」ものを選ばないと意味がない
災害時の備えとして注目される「ポータブル電源」。しかし、単に容量が大きいから、価格が安いからという理由で選んでしまうと、いざという時にまったく使いものにならない可能性があります。能登半島地震などの現実的な災害事例からも、停電やインフラ断絶時の備えとして、真に使えるポータブル電源の条件が明確になっています。
今回のブログ記事では、100台以上のポータブル電源に触れてきた専門家「ボルトワークス」が、震災時に必要な電源の条件を丁寧に解説。さらに、おすすめ製品として厳選された3機種も紹介します。購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
UPS機能なしはNG:震災に対応できないポータブル電源の落とし穴

震災用ポータブル電源として最も重要視すべきなのが、UPS(無停電電源装置)機能の有無です。UPS機能とは、商用電源が遮断された際に、自動的にバッテリーからの電力供給に切り替えるシステムのこと。これにより、PCや通信機器、照明などの重要な電化製品を途切れることなく動かし続けることが可能になります。
通常のポータブル電源では、長期間使用されていないと自然放電により20〜30%もの電力が失われることがあります。また、停電時に電源を入れ直す手間がかかる製品では、緊急時の対応が遅れ、重要なデータ損失や機器の故障にもつながりかねません。
UPS機能が搭載されていれば、電源喪失の瞬間にも電力供給が自動で継続され、非常に高い信頼性を発揮します。とくに自宅療養者が使用する医療機器や通信環境の確保には、欠かせない機能です。
またUPS搭載機種は、自然放電リスクを最小限に抑える設計になっており、常にフル充電状態を維持できます。普段からAC電源に繋いでおくだけで、災害発生時にも即座に使えるのが強みです。ポータブル電源を選ぶ際には、バッテリー容量やサイクル寿命と並び、UPS機能の有無を必ずチェックしましょう。
重量オーバーは災害時に致命的:軽量モデルが持つ圧倒的なアドバンテージ

災害時の避難行動において、ポータブル電源の「重さ」は決定的な要因となります。多くの人が誤解しがちですが、大容量で重量が15kg以上あるモデルは、非常時には移動の妨げとなり、むしろリスクを増やす可能性があります。
地震発生直後や避難勧告が出た際、限られた時間の中で迅速に行動する必要があります。そんな時、20kgを超えるような大型ポータブル電源を持ち運ぶのは現実的ではありません。パニック状態で重機材を運ぶ余裕などないのです。
一方で、10kg未満、特に5kg以下の軽量モデルであれば、車への積載や手持ち移動も容易。例えば3.9kgのモデルであれば、高齢者や女性でも問題なく携帯できるため、複数回の避難を余儀なくされるシナリオでも柔軟に対応できます。
軽量でありながらもスマートフォンの充電、小型医療機器の稼働、LEDライトへの電力供給など、災害時に本当に必要な電力ニーズには十分に応えられる設計になっています。
重量と性能のバランスを考え、「軽さ」は単なる利便性ではなく命を守る選定基準であると認識すべきです。
走行充電機能があるか?車中避難と移動充電の重要性

災害時には停電の長期化や避難の長距離化も想定されるため、「走行充電機能」があるかどうかは非常に重要なチェックポイントです。走行充電とは、車のシガーソケットを使ってポータブル電源を充電する仕組みで、特に車中泊や避難移動中の充電手段として活躍します。
この機能が搭載されていないと、避難先で再充電ができず、数日間にわたる停電に対応できなくなる恐れがあります。一方、走行充電に対応していれば、移動中にも電力を確保できるため、避難先での電力確保に大きな余裕が生まれます。
動画では最大109Wのシガーソケット充電が可能なモデルが紹介されており、従来の40W前後の性能に比べて格段にパワフル。このように、高出力の走行充電対応モデルを選ぶことで充電時間を短縮し、安心感が格段に高まります。
ただし、車内放置による高温状態には注意が必要です。LFP(リン酸鉄リチウム)電池を採用したモデルであれば火災リスクが低く安心ですが、それでも夏場の長時間放置は避けるべきです。
災害対策に最適!ボルトワークスが選んだおすすめポータブル電源3選

ボルトワークスが厳選した、災害対策に適したポータブル電源3機種を紹介します。いずれもUPS機能・軽量設計・走行充電対応の三拍子が揃った信頼の製品です。
- ASAGAO AS1000JP
- 容量:1088Wh
- 出力:1000W
- 重量:11.7kg(実感は軽め)
- UPS:あり(パススルー機能)
- サイクル数:3,500回
- 価格:約12万円 - EcoFlow RIVER 2 MAX
- 容量:512Wh
- 出力:500W
- 重量:6.0kg
- UPS:あり
- サイクル数:3,000回
- 価格:約52,000円 - Anker 522
- 容量:299Wh
- 出力:300W
- 重量:3.9kg
- UPS:あり(パススルー対応)
- 価格:約31,990円
特にAnker 522は軽さ・価格・信頼性のバランスが秀逸で、避難時にもっとも取り回しやすいモデルです。スマホや小型機器の充電には十分な容量があり、初めての防災電源としても最適です。
まとめ:災害時に備えるなら“本当に使える”ポータブル電源を
震災や停電などの非常時に役立つと思われがちなポータブル電源。しかし、UPS機能がない・重すぎる・走行充電ができないといった製品では、実際の緊急時に使い物にならないケースが多く見受けられます。
ボルトワークスが紹介したように、災害対策においては以下の3つの機能が備わった製品が特に重要です。
- UPS(無停電電源)機能による即時電力供給
- 10kg以下の軽量設計で持ち運びが簡単
- 走行充電対応で車中避難や移動中にも充電が可能
これらのポイントをクリアしたおすすめ製品として、「ASAGAO AS1000JP」「EcoFlow RIVER 2 MAX」「Anker 522」の3機種が挙げられました。中でも軽量・安価・信頼性のバランスに優れたAnker 522は、初めての防災用ポータブル電源として非常におすすめです。
災害はいつ起こるかわかりません。備えは早ければ早いほど安心です。購入を検討されている方は、ボルトワークス公式ショップやLINE相談サービスを活用して、あなたに最適な1台を見つけてみてください。
ボルトワークスならではの安心サポート
ボルトワークスでは、製品購入後のサポート体制も万全。購入後に故障が発生しても、代替品を無料レンタルする特典があり、長期利用も安心です。また、補助金や助成金を活用した購入サポートも行っており、手厚いフォローが受けられます。
さらに、関東・関西・北陸エリアでは走行充電器の取り付けサービスも提供。他社では断られることも多い施工に対応できるのも、ボルトワークスならではの強みです。神奈川、大阪、富山の拠点では実機体験も可能。購入前に納得のいくまで確認できるので、ぜひお気軽に相談してみてください。
製品の購入は以下の公式ショップや問い合わせリンクから可能です。気になる方はぜひお早めにチェックを!
▶ 【YouTubeはこちらから】
https://youtu.be/wotYNzRK6I0
▶ 【ボルトワークス公式ショップ】
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