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【プロは絶対やりません】シガー充電の火災リスクとは?技術者が教える安全な電源システム構築術

今回は、少し厳しい、しかし皆さんの命と愛車を守るために絶対に知っておいていただきたい「安全」の話をします。

近年、ポータブル電源の大容量化に伴い、車内での充電トラブルが急増しています。
「充電中にプラグが触れないほど熱くなる」 「シガーソケット周辺から焦げ臭いにおいがした」 「気づいたら車のヒューズが飛んでいた」

もし、これらに一つでも心当たりがあるなら、即座にその充電方法を見直してください。それは、車両火災の一歩手前です。
元自動車メーカーで車の設計思想や品質管理に触れてきた人間として断言します。「大容量ポータブル電源をシガーソケットで満充電しようとする行為」は、車の設計想定を超えた負荷をかけています。

なぜシガーソケットが危険なのか?
なぜプロは「専用の走行充電器」を推奨するのか?
感情論ではなく、電気的なメカニズムとエビデンスに基づいて、徹底的に解説します。


シガーソケットは「電源ポート」として作られていない

多くの人が誤解していますが、車の「シガーソケット」は、本来「タバコのライターを数秒間加熱するため」に設計された規格です。
もちろん、スマホの充電程度なら全く問題ありません。しかし、ポータブル電源の充電は、全く別の話です。

リスク①:接触抵抗による発熱

シガーソケットの構造は、バネの力でプラグを押し付けているだけの簡易的なものです。振動で接触が甘くなったり、抜き差しを繰り返して金属が酸化・摩耗したりすると、「接触抵抗」が増大します。
抵抗がある場所に大きな電流を流すと、ジュール熱が発生します。これが「プラグが溶ける」「ソケットが焦げる」原因です。10時間連続で100Wの熱を持ち続ける箇所が車内にある。この恐怖が想像できますか?

リスク②:配線の細さと電圧降下

自動車メーカーはコストダウンのため、シガーソケット裏の配線には必要最低限の細い電線を使用しています。
ここに限界ギリギリの電流を流し続けると、電線自体が発熱するだけでなく、大幅な「電圧降下」が起きます。
車のバッテリーでは13Vあっても、ポータブル電源に届く頃には11V近くまで下がってしまう。すると、ポータブル電源側は電力を確保しようとして、より多くの電流を吸い上げようとします。これが悪循環となり、さらに発熱を加速させるのです。

リスク③:ヒューズ切れと回路へのダメージ

多くの車のシガーソケットは10A〜15Aのヒューズで守られています。しかし、ポータブル電源の充電は、この上限ギリギリを長時間攻め続ける行為です。
ヒューズが飛ぶだけなら交換すれば済みますが、その熱ダメージは周囲のプラスチック部品や、同じラインに繋がっている他の電装品(ナビやドラレコなど)に悪影響を及ぼす可能性があります。


安全・安心を買うための「専用走行充電器」

これらすべてのリスクを回避し、安全に電気を取り出す唯一の方法。それが「バッテリー直結の専用走行充電器」です。

これは、車の不安定なシガーソケット回路を一切使わず、エンジンルームのメインバッテリーやオルタネーターから、十分な太さを持った専用ケーブルで電力を引き込むシステムです。 いわば、車の中にもう一つ、「ポータブル電源のためだけの専用高速道路」を開通させるようなものです。

■ 走行充電器が安全である3つの技術的根拠

  1. 設計段階からの「高負荷対応」
    EcoFlowやBLUETTI、DJIなどの専用充電器は、最初から「数百ワットの電力を数時間流し続ける」ことを前提に設計されています。
    放熱性に優れたヒートシンク、高効率な昇圧・降圧回路、太く堅牢なコネクタ(XT60端子など)。これらはすべて、熱リスクを排除するためのエンジニアリングです。
  2. 多重の保護機能(BMS/安全回路)
    専用充電器には、インテリジェントな保護機能が搭載されています。
    • ・過電流保護:異常な電流が流れたら即遮断。
    • ・温度センサー:本体が高温になったら出力を制限、または停止。
    • ・逆充電防止:ポータブル電源から車側へ電気が逆流するのを防ぐ。シガーソケットにはない、これらの「監視システム」が常時働いているため、トラブルを未然に防ぐことができます。
  3. メインバッテリー上がり防止機能
    「直結したら、車のバッテリーが上がるんじゃないか?」と心配される方もいますが、最新の充電器は賢いです。
    エンジンの稼働状況を常にモニタリングしており、エンジンがかかっている時だけ稼働します。エンジンを切れば自動で停止。また、メインバッテリーが弱っている時は充電をストップする機能も備えています。

バッテリー寿命への貢献

安全性だけでなく、ポータブル電源の「寿命」という観点でも、走行充電器にはメリットがあります。

「安定した電力」がバッテリーを救う

シガーソケットからの給電は電圧が不安定で、ポータブル電源の入力回路に負担をかけがちです。
一方、走行充電器は、電圧を一定に整えてからポータブル電源に送ります。人間で言えば、汚れた水を飲むのと、浄水された水を飲むのとの違いのようなものです。
綺麗な電気を安定して送ることで、ポータブル電源内部の回路へのストレスを軽減し、結果として製品寿命を延ばすことにつながります。

また、動画内でも触れましたが、アプリで充電速度を調整できるモデルであれば、「いたわり充電」も可能です。
リチウムイオンバッテリーは、急速充電による熱を嫌います。時間に余裕がある時は、あえて充電速度を落としてゆっくり充電することで、バッテリーの劣化を最小限に抑えることができるのです。これができるのは、制御機能を持った走行充電器だけです。


プロによる「正しい施工」の重要性

走行充電器の導入は、あなたの愛車とポータブル電源を守るための最良の投資です。
しかし、ここで一つ大きな壁があります。それは「取り付けの難易度」です。

ボンネットから車内への配線の引き込み、内装パネルの取り外し、アースポイントの選定、ACC電源の取り出し…。これらは自動車整備の領域であり、電気の知識がないまま行うDIYは非常に危険です。
実際、私の元には「自分で取り付けようとしてショートさせた」「配線が挟まって断線した」という相談が多く寄せられます。また、ネットで購入した海外製キットに、本来あるべき安全装置が入っていないという事例も確認しています。

だからこそ、私たちボルトワークスを頼ってください。
私たちは、メーカーの製品をただ右から左へ流すだけの業者ではありません。製品の不備があればメーカーに改善要求を出し、付属品が足りなければ独自に対応する。それが元自動車メーカー出身者のプライドであり、品質へのこだわりです。


ボルトワークスならではの安心サポート

ボルトワークスでは、製品購入後のサポート体制も万全。購入後に故障が発生しても、代替品を無料レンタルする特典があり、長期利用も安心です。また、補助金や助成金を活用した購入サポートも行っており、手厚いフォローが受けられます

さらに、関東・関西・北陸エリアでは走行充電器の取り付けサービスも提供。他社では断られることも多い施工に対応できるのも、ボルトワークスならではの強みです。神奈川、大阪、富山の拠点では実機体験も可能。購入前に納得のいくまで確認できるので、ぜひお気軽に相談してみてください。

製品の購入は以下の公式ショップや問い合わせリンクから可能です。気になる方はぜひお早めにチェックを!

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