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【徹底比較】「Jackery 1000 Pro」vs「DJI Power 1000」|1000Wクラス最強ポータブル電源はどっち?

1000Wクラスで後悔しないポータブル電源の選び方とは?

ポータブル電源の購入を検討している方の多くは、「出力」と「容量」の数値ばかりに目を向けがちです。しかし実際には、それ以外にも注目すべき重要なポイントが多く存在します。特に、使い勝手や安全性、バッテリーの種類、充電効率、冷却性能などは、実際に使って初めて分かる差でもあります。

今回紹介するのは、1000Wクラスで非常に人気の高い「Jackery Explorer 1000 Pro」と、後発ながらも最新技術を詰め込んだ「DJI Power 1000」の2機種。どちらもアウトドアや災害時の非常用電源として注目される製品ですが、分解検証や家電動作テストなどを交えて徹底比較を行った結果、どちらが優れているかが明確に見えてきました。

この記事では、それぞれのポータブル電源の特徴や比較ポイントを詳細に解説しながら、あなたの使用シーンに最適な選択肢を導き出します。


外観と端子構成を徹底比較:実用性とデザイン性の違い

まずは外観とインターフェースの違いから見ていきましょう。Jackery Explorer 1000 Proは、前面にライト、インジケーター付きディスプレイ、シガーソケット、AC端子3つ、USB Type-Aが2つ、Type-Cが2つと、非常にバランスの良い構成。ACの入力端子は背面に配置されており、見た目もスマートでケーブルの取り回しがしやすい点が好印象です。

一方のDJI Power 1000は、ブラックマットの塗装が高級感を漂わせ、DJI Pocketなどのガジェットとデザインが統一されている点が特徴的。端子類はJackeryと同様にUSB Type-A・Type-Cが2ポートずつ、AC端子が2口とやや少なめながらも、充電出力が1200Wと強力で、スピードと機能性に特化した設計が目立ちます。

どちらも端子の配置は前面に集約され、背面に充電入力を配置しているため、設置性や操作性の点では両者とも非常に優れた設計です。ただし、AC端子の数ではJackeryが一歩リードしています。


容量と出力性能:高出力を誇るDJI、バランス型のJackery

バッテリー容量は、DJI Power 1000が1024Wh、Jackery 1000 Proが1002Whとほぼ互角。しかし、出力面では大きな違いが出てきます。

Jackeryは定格出力1000W/ピーク2000W。一方でDJIは定格2000W/ピーク4400Wと、倍以上の出力性能を持っています。実際に電子レンジを接続したテストでは、Jackeryでは500W設定でも動作が不安定だったのに対し、DJIはしっかりと駆動できました。高出力家電や複数機器を同時使用する場面では、DJIに大きなアドバンテージがあります。

また、DJIは高出力を支えるための排熱ファンも80mmと大きく、冷却性能にも優れていることが分解検証で明らかになっています。


電力変換効率とバッテリー寿命:驚異の9回充電が可能なDJI

ポータブル電源における「変換効率」は、実使用に大きく影響する重要なファクターです。通常、直流(DC)から交流(AC)、あるいは異なる電圧間の変換時に5〜20%の電力損失が発生しますが、DJI Power 1000はこの損失を最小限に抑える高度な技術が採用されています。

実際のテストでは、16インチのMacBook ProをJackeryで5〜6回充電できたのに対し、DJIでは最大9回の充電が可能という驚異の効率性を実現。Type-Cポートの出力も40%強化されており、最新デバイスへの最適化も進んでいる点は特筆に値します。


内部構造と安全性:分解してわかった設計品質の違い

製品の内部構造を確認することで、安全性や耐久性の実力が見えてきます。Jackery 1000 Proは、60mmと40mmのファンを搭載していたものの、端子のカバーが不十分でプラスチック素材の保護ケースが衝撃に弱いという懸念点が浮かび上がりました。組み付けの甘さや、端子周辺の保護が不完全である点も指摘されています。

対してDJI Power 1000は、80mmの大型ファンを左右に配置し、排熱性能が非常に高い設計。さらに、内部端子に接着剤を使用することで、振動による接触不良や防水性も向上。まるで自動車の設計思想のように、長期的な安定性を見据えた設計がされています。


バッテリー素材と寿命:10年使えるDJIのLFPバッテリー

Jackery Explorer 1000 Proはリチウムイオン(Li-ion)バッテリーを使用しており、従来の500サイクルから1000サイクルへと寿命が向上。軽量かつ高出力で、ポータブル性に優れた点が特徴です。

一方、DJI Power 1000はリン酸鉄リチウム(LiFePO4)バッテリーを搭載し、最大4000サイクル=10年相当の使用が可能。このLFPバッテリーは発熱や過充電への耐性が高く、安全性・耐久性ともに優れた構造で、頻繁に使うユーザーには最適です。


充電速度と静音性:急速充電対応+低騒音の万能機種

充電速度の比較では、Jackeryが最大700Wで1.2時間でフル充電に対し、DJIは1200Wの急速充電モードで約70分。しかも、600Wの低速充電モードも備えており、バッテリー寿命を延ばしたいユーザーにも最適です。

また、DJIは動作時のファン音も静かで、平均48〜50dBという図書館レベルの静音性を実現。車中泊やキャンプ、撮影現場など、静けさが求められる場面でも安心して使えます。


まとめ:どちらを選ぶべきか?使用目的で明確に分かれる最適解

最終的な比較点数では、Jackery Explorer 1000 Proが16点、DJI Power 1000が20点と、機能面ではDJIがリード。ただし、Jackeryは価格や携帯性を重視したユーザーにとっては十分に魅力的な選択肢です。

  • 高出力・高耐久・急速充電重視 → DJI Power 1000
  • 日常使用や軽量重視 → Jackery Explorer 1000 Pro

自分に合った最適なポータブル電源を選ぶためには、使うシーンと必要な性能を明確にすることが大切です。迷ったら、ぜひ以下の診断ツールや問い合わせ窓口をご利用ください。


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